思いのこもったオンライン学校講演会

竹内清文

2021年09月25日 10:40



どこかのホテルのお花かと思うような写真ですが、昨晩我が家で撮影しました。
先日、読谷村立古堅中学校さんで講演会をさせていただいたのですが、わざわざそのお礼にお花を頂きました。
光の当たり具合もちょうどよく、とっても妖艶ですね。





緊急事態宣言中ということで、オンラインでの講演会でしたが、先生方や生徒会の皆さんが一生懸命準備して下さり忘れられない素晴らしい講演会になりました。
学校に到着するとこの写真のようにレインボーフラッグがたくさん!生徒会の皆さんの手作りです。
生徒会新聞も作成され、大きく掲示されていました。

講演会はオンラインで生徒の皆さんは各教室に。
今回中学校で初めての試みだったのですが、私が講演をした後、生徒の皆さんは班活動で話し合い、各クラスからオンラインで発表。
古堅中学校さんとしてもこうしたオンラインを使った発表はあまり前例もなくて、接続がうまくいくか、声も聞こえるかなど心配もありましたが、そんな心配が吹き飛ぶような、盛り上がりとなった発表時間でした。

1年生から3年生まで、いろんなクラスが発表をしてくれたのですが、本当に様々な意見が出ました。
元気あふれる生徒、1年生なのにとっても落ち着いて、しっかりした口調で話す生徒、画面からもそのキャラクターが伝わってくるような生徒、いろんな生徒たちが発表してくれましたよ!

担当の先生もこんなに発表が盛り上がって、とっても喜んで下さいました。
新学習指導要領でもアクティブラーニングが重要視され、講師からの一方通行ではなく、生徒たちが考え、話し合い、発表しあうプロセスを通じて学びは深まります。
多感な時期の生徒たちにとって、他人の意見を聞くということもとっても大切な経験だと思います。人の考えっていろいろなんだなって、講師から学ぶだけでなく、生徒同士で学ぶことができるわけです。

校長先生も、もしかしたら体育館で全員集まっていたら、人目を気にしてあんなに手が上がらなかったかもしれない、普段時間を過ごしているクラスから発表をしているから子どもたちも安心して発表できたのではないか、と、オンライン講演会の良さも発見!


校長先生は以前の中学校でもお世話になった先生です。
再会がとてもうれしかったです。

講演後には生徒会の皆さんとの意見交換の時間も取りましたが、生徒会長さんをはじめ、どの生徒さんも関心が高く、この講演会をきっかけに何か自分たちで出来ることをしたいとやる気満々でした。
これからどんな取り組みが始まるのか、私も楽しみです。

コロナの影響でいろんな制約もありますが、そんな中でも皆さんで工夫して、心を込めて講演会を行うと、こんなに素晴らしいものができるのだなって、私もとっても嬉しい講演会でした。

今日もお花の香りが部屋に広がっています。
本当にありがとうございました
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