タガマヤ村滞在中。静寂の部屋での至福の瞑想。

竹内清文

2017年02月24日 17:44



こんにちは。
今日もざっしーちゃん(座敷童子)の住むタガマヤ村に滞在しています。
今日が最後の夜。明日には帰るので、最後の滞在を満喫中です。

山形県も大きくて、海沿いの地域もありますが、タガマヤ村もある山形市近隣は山に囲まれる盆地。
どの道を走っていても山が見えて、その山の雪が本当にきれいです。
山に囲まれて守られている、そんな気持ちになるような地域です。



タガマヤ村にはたくさん部屋がありますが、
やはり最高のお部屋はこの床の間の部屋。
座敷童子がよく現れる部屋です。

建物の構造上も一番奥にあるお部屋で、本当に静かで、神聖な雰囲気も漂います。

昨日、今日と幸運なことに一人だけでタガマヤ村にいられる時間があり、
せっかくなのでこの静かな時間をこの奥のお部屋で瞑想しながら過ごすことにしました。

瞑想が本当に気持ちよく、
とにかく静かです。

そして自分の内に意識を向けやすく、
いつも以上に深く深く意識が内側に入っていくのが感じられました。

そして不思議なのですが、
とても静かな意識に入っていくと、

ごそごそって部屋の向こうから音がしたり、
だれかが廊下を歩いているような音がしたり、
またこの部屋にはないであろうような楽器の音がしたりと、
いろんな音がしました。

座敷童子が動き回っているのかもしれませんね。

そういった音も背景にありながら、
でもそういったことに意識を向けるのではなく、いつも通り瞑想をしているのが気持ちよかったです。

座敷童子って静かな静寂が好きなのかもしれません。
深夜、みんなが寝静まったころにごそごそ動き回りますし、
また、あまり意識を向けられると、ひょいっと逃げちゃうというか、シャイな、かくれんぼしているような存在なのでしょう。

瞑想自体、どれだけ深い意識に沈んでいくことができるか、ということが大切なので、
外のそうした音に意識を向けるのではなくて、ただ深く内に入っていく、それがいいように感じます。

ちなみにですが、
瞑想を習ったクレアビジョンでは、
「もし瞑想中に仏陀の映像が出てきたら、仏陀を消しましょう。」
という話を聞きました。

瞑想中に仏陀が出てきたら、うれしいんじゃないの!?
仏陀はとても神聖な存在なんじゃ?
って思うかもしれませんが、
瞑想の主旨はとにかく頭を静かにし、どれだけ静かな意識に入っていけるか、ということなので、
出てきた映像で一喜一憂していたり、リアクションするのは瞑想の趣旨と違う、ということです。

いろいろな瞑想がありますから、
映像をイメージしてそれで行うものもあったり、それはそれでいいと思うのですが、
自分が一番気に入っているクレアビジョンという瞑想の学校で習った瞑想はとにかく頭を静かに、深い意識に入っていく、そこが僕としては気に入っています。

深い意識に、内なる静けさの中に入っていくと、
自然と座敷童子が活発になるというのは面白い体験でした。


この奥の部屋、本当に特別で、
入るたびに背筋が伸びて、静かな気持ちになれます。

外が雪で、
さらにあの冒頭の山にも囲まれて、
そして静か。

こういった環境が座敷童子の好きな環境なのでしょうね。

僕もめったにできない静かな環境で、瞑想させてもらえて本当に至福でした。
感謝です。



ps 瞑想だけでなく、こうしてごろーんとするにもぴったりなタガマヤ村さんです。 


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