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LGBT・性の多様性研修会 教職員の感想

2018年08月01日

LGBT・性の多様性研修会に参加された教職員のみなさんの感想をまとめました。
少し長いですが、是非お時間があるときにご覧ください。
どの感想も子どもたちへの思いがあふれた素敵な感想ばかりで、僕自身読んで感動しました。

是非これからも一人でも多くの教職員の方に聞いていただける機会を作れるよう、努力していきたいと思います。


【LGBT・性の多様性研修 教職員の感想】
(一部編集ありますが、ほぼ原文のままです。)

● 9割の児童生徒が相談できないことが印象に残った。相談できずに苦しんでいることが分かり、我々教師・大人が環境を整えていくことの重要性を痛感した。
性はグラデーションで、多様であることが分かった。性のものさしで見るときっちりと区別されるものではないと思った。「一人ひとり違っていい、自分らしくていいんだよ、好きになることに区別をつける必要はないよ」と子どもたちに伝えていきたい。すべての子どもに寄り添って話を聞いてあげるという姿勢も常日頃から心がけたい。

● LGBTだけでなく、人間は多種多様なので、一人ひとりの子どもの色は違って当たり前。保護者にも伝えたい。初めてLGBTの話を聞くことができ、思っていた以上に身近なことであると感じた。今後学校でも取り組んでいくべき。一人ひとりの子どもの良いところをたくさん見つけ、ほめていきたい。「自分が好き」と思える児童を育んでいきたい。

● LGBTだけでなく、発達障害の子たち、体が不自由な子たち、全ての子たちが自分のことを大切に周りの人たちも大切にできるよう教師(大人)として関わっていきたい。

● 性はグラデーションで、個々を尊重することは教育現場で大切であるが、性についてもはっきりとした境界線がなく、一人ひとりの個性を認めていくことが心に残った。子どもたち一人ひとりのいいところを見つけていきたい。

● きよさんが言っていたように、中・高になれば制服の決まりがありますが、制服で悩む子も多い。教師や親が配慮理解すべきだと感じました。友人に女性から男性へと性別を変え、名前も変更した人がいましたが、友だちに変わりはなく、ずっと昔のままの友だちです。今後、私の生徒にそういった子がいたとしても、変わらぬ態度で付き合っていきたいです。

● いじめも相手を認めないことが原因で起きていることなので、まずは相手のことを理解し、違いを認めることが思いやりへの第一歩だと思った。LGBTの子たちのためにも、トイレの整備等も必要だと思った。まずは正しい知識を知ることから。道徳の授業で生徒にまずは知識を与え、相手をどう理解していくのか考えさせていきたい。今回初めてLGBTについて学ぶことが出来、家族や友人、周りの人へも教えていきたい。LGBTを取り上げながら、相手を理解する(違いを認める)ことの重要性を繰り返し子どもたちに伝えていきたい。保護者の人に対しても支援が必要な場合があるとわかったので、保護者の支援も取り組んでいきたい。

● 性は0か100かではなく、グラデーション。身体の性、心の性、表現する性、好きになる性などそれぞれ色々な形があって、一人ひとりそれぞれ違っていいというところが印象に残りました。LGBTに関する知識をどれだけたくさん学んでも、一番大切なことは相手の心に寄り添うこと、テクニックではないというところが一番心に残りました。相手の良いところを見つけることが、LGBTの人たちにとっても自分らしさを伸ばせる環境になるんだということを知れたので、現場に持ち帰り活かしていきたいと思いました。

● 同級生にもトランスジェンダーの子がいました。自分の思いを押し殺して生きていくより、たくさんの人の理解やいろいろな困難を乗り越えられる世の中を作っていくようにしたい。LGBTだけでなく、その他、発達障害や悩みを抱えている子どもたちの理解を深めていけたらと思いました。

● 性に多様性があることは理解していたが、レズビアンなのかトランスジェンダーなのかとはっきり仕分けている自分に気づきました。性はグラデーション。理解が不十分だと反省。わが子に打ち明けられたらと考えると、正直受け止められるか不安である。しかし、その不安は私の無理解、知識不足から生まれるのだろう。わかっているつもりをやめて、あらたな学びへつなげたい。悩んでいる子どもたちは多い。きよさんの話や経験談で救われる子どもも多くいるだろう。自分らしさについて話す機会を増やしたい。

● 今までの慣例や自分が教わってきたことが根底から崩れていく思いがした。人と違う、個性、みんなと同じでなければならない、そのようなことについて考えされられました。自分も小さい時、赤い洋服やフリルのついた服を着ることが嫌いだったのですが、親から「女の子でしょ」と言われ仕方なく身に着けていたのを思い出します。偏見というものの見方を変えていかなければならない。これからどんどん扉を開けていくと思います。十人十色、みんな違ってみんないい。「その人」なんですよね。伝えていきます。

● 自己肯定感と多様性の尊重はLGBTだけでなく、全てにとって大切なことだなと思いました。学校の中で子どもたちに育てていける力だとも思いました。「心をこめて、一人ひとりにむきあうこと」本当にその通りだと思います。子どもたちが一人で悩むのではなく、声をあげられるような学級経営を目指していきたいと思います。学活の時間で授業実践、キャリア教育として子どもたちにも話を聞く機会を設けたい。

● 身体のちがい、心のちがいがあっていい。自分の好きなものが色々あるように心の性もいろいろあってよい。男性と女性だけでなく「自分らしく」「みんなちがう」。大切なのは自分の存在意識を認めてあげることである。知らないことが一番危険なことであり、教師の一人として、人を育てる場についている立場から事実と個々を大切にする態度を育てていきたいと感じた。間違った概念やゆがんだ知識が誤解を招くので、しっかり多くの情報から正しい知識と人として接する姿を育てていきたい。保健の授業であまりにも男性女性を意識させるような話は控え、普段の学級経営においても、思い込みや男女を比較したり、男子と女子だからという考えを捨てていきたい。


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