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社会人新人時代に教わった報連相。

2020年07月23日

社会人新人時代に教わった報連相。


おはようございます。
先日、沖縄県のLGBT担当部署の班長と担当者様と打ち合わせをさせていただきました。
班長さんは以前私の学校講演会を見学下さった方で、打ち合わせもいろんな意見交換ができてとても有意義でした。講演会は地道な活動と言われますが、続けることでこうして県の担当の方にも広がっていって手ごたえを感じます。

打ち合わせには必ず持っていく名刺入れが↑の写真のものです。
「Hachitoku」というマークが入っていますが、八重山特別支援学校の生徒さんの作品です。
Hachi=八(八重山)、toku=特(特別支援学校)の略だそうです。
八重山の伝統的なミンサー織の名刺入れで、色がなんとピンクうさぎ まるで私のために作られたかのような名刺入れですね! (もちろん違います、笑)
学校講演会でお邪魔した生徒さんたちが作ったものだと思うと、本当にうれしいですし、大切に使っています。


新型コロナウイルスの影響で、昨年度までのように自由に講演会ができず、特に学校講演会は1学期は1回だけでした。
大好きな講演会が出来ないので、私も本当に残念なのですが、そんな中でも出来ることを見つけやっています。

この活動を応援下さっている方が、
「レインボーハートプロジェクトokinawaは何かを変えていく行動する団体」
といった趣旨のことをおっしゃってくださったのですが、私にとってもその言葉が本当にありがたく、活動の原点になるような言葉です。

LGBTの活動にもいろいろありますが、私たちの団体は何かを変えるための、行動する団体だと思っています。
特に学校現場での取り組みを進めていくための。

先日、車でお世話になっているお店の方が、道行く生徒で女子生徒がズボンをはいているのをよく見ます、と教えて下さいました。
沖縄の多くの学校で制服がズボン・スカートが選べられるようになったのも、学校講演会を続けてきた一つの成果だと感じています。
地道な活動は種まきになっていて、それが必ず花開くのだとこのようなことからも学んでいます。

もうすぐ発表できそうなのですが、今新しいプロジェクトを始めています。
皆さんに早く発表したいのですが、新型コロナウイルスの影響の中でもできることの一つとして頑張っています。

そのプロジェクトでいろんな方と連絡を取り合っているのですが、そこで「報連相」の大切さを改めて感じています。

「報」報告
「連」連絡
「相」相談

社会人になったばかりの、前職JICAの新人時代に教えていただいたことでした。
仕事の基本は報連相だと、失敗も繰り返しながら学んだのですが、
今この仕事をしていても、この報連相がとても大切だと感じます。

一人で仕事はできなくて、いろんな方のご協力があって初めて進められますし、チームワークもとても大切です。
その中で、相談をしながら物事を決め、決まったことは報告し、そして関係する人たちに連絡をする。
とっても基本的な仕事の基礎中の基礎と言われることなのですが、漏れがないよう、情報を伝えるべき人に情報が伝わるよう注意しながら進めています。漏れがないか、正直緊張もあります。

しかし、この報連相がきちんとできてれば物事は進みますし、それがうまくできないとどこかでストップしてしまったり、信頼関係を損なってしまったりするものです。
物事を変えていこうとしている活動だからこそ、この報連相が本当に大切になります。

新人時代はこれができなくて、たくさんの先輩や上司に教育されました。
厳しく注意されることも多々あり、職場から自宅に泣いて帰ったことも何度もありましたし、辞めようと思ったことも何十回もあったと思います。

でもなんとか踏みとどまって、5年間前職で勤務させていただいて、私は社会人の基礎を学ばせていただきました。
その基礎が今の仕事での基盤になっていて、そのおかげでプロジェクトも広がりを見せています。

JICAでお世話になったみなさんには、本当に感謝の気持ちしかありません。あの叱られる経験がなかったら、今の私は絶対になかったと思います。

ブラック企業とか、パワハラという言葉も生まれ、
若い人たちの中でも入社して数年で仕事を辞めてしまう人も多いと聞きます。

確かに、鬱になってしまったり、死にたいと思うくらい追い込まれるようなことは本当にあってはいけないし、そうなる前に仕事は変えたほうがいいとは思いますが、新人時代は叱られてなんぼ、ということもあるように感じます。
学生と、お金をもらって仕事をする社会人とでは責任や行動が明らかに違ってきます。最初はだれもそれが分からないもので、最初から全部完ぺきにできる人もいないと思います。

そもそも、期待されていたり、成長が見込まれるから叱ったり、注意してくれるわけです。

「もうこいつには何を言ってもだめだ」
「言ってもこの人は変わらない」
と、そんな風にあきらめられたら絶対叱ってくれませんし、そんな風にあきらめられた時が社会人としてある意味終わりのようなものです。

叱ったり注意したりすれば、その人から嫌われたり、嫌な思いを持たれるかもしれないと思っても、わざわざ言ってくれるというのは、愛情や関心があるからこそできることだと思っています。

お金や責任が関係する、シビアな世界ですから、新人時代に厳しく叱られながらも、基礎をしっかり身に着けることは私はとても大切なことだと思っていますし、
その基礎が最初の数年で出来上がって、あとは目標意識とか、誠実さとか、自分でアイデアを考えることができれば、社会人としてどんな分野でもある程度通用する人になれるのではないかと思っています。

しかし、逆にどれだけアイデアがあろうが、やりたい目標意識があろうが、社会人としての基礎をしっかり身につけないままだと、周りからの信頼は得られません。そもそも、仕事は一人では絶対できないので、いいチームワークも作れず、結局いい仕事もできないことになるように思います。

フリーランスとしてこうして仕事を続けさせていただいていることは本当にありがたいことですし、その基礎を作って下さった前職のみなさんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


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Posted by 竹内清文 at 10:56│Comments(0)LGBTその他
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