2020年10月04日
こんにちは!
この金曜日は、糸満市立西崎中学校1年生のみなさんにLGBT・性の多様性講演会でした。
今年度はコロナ禍のため、学校講演会がほとんどできず、今年度なんと2回目の中学校講演会でした。
生徒会主導で、学校の制服選択制を導入されている西崎中学校さんでの講演会、とても楽しくお話させていただきました。
実は、昨年度末、西崎小学校で6年生の担任の先生が子どもたちにLGBT性の多様性の授業をされ、見学に行きました。
その授業を受けた子どもたちが今の西崎中学校に通っています。
その影響もあるのでしょうと校長先生がおっしゃっていましたが、他の学年に比べ、1年生では女子生徒でズボンを選んでいる生徒が多いそうです。
小学校のうちからきちんと学んでいると、きっとこうして選択制度があったときにより選びやすくなるのでしょうね。
制度だけでなく、授業もやはり大切なんだと感じました。
また、私も6年生の授業を見学し、給食も一緒に食べたのですが、その時であった生徒も何人もいてうれしい再会でした。
そして今回の西崎中学校さんの講演会はある工夫をした講演会でした。
それは、生徒が自分たちで考え、話し合い、発表する時間をとったことです。
全体で2コマ、50分×2の講演会だったのですが、私は主に前半部分を担当し、LGBT性の多様性のお話をしました。
しかし、私がお話する前にまず、子どもたちに個性とは何か、自分らしさって何かを考えてもらいました。
そして私のお話。私も講演の中で、自分らしさというキーワードについて何度か触れました。
私の講演の後は班にわかれ、認めるってどういうことか、十人十色の学年づくりってどうすることか、を個人で考え、班で話し合い、全体で発表もしてもらいました。
それぞれに考えたことをハートに書き、このように模造紙にはりました。
これから学校内に掲示し、生徒たちにも見てもらいます。
もともとは、石垣市立石垣中学校の生徒会担当の先生、湖城先生が中心となって考えた講演スタイルでした。
石垣中学校で行ったところ、とてもよく、他の学校でもやってみようと、今回西崎中学校さんでさせていただきました、大正解でした。
正解のないことについて考え、話しあい、発表するというこのプロセスがとても大切なものだと感じます。
新しい学習指導要領でも、「アクティブラーニング」といって、子どもたちが主体的に考えたり、話し合ったり、発表しあうことの大切さが指摘されています。
実際大人になっても、仕事をしていく際に、答えのないことについて考え、話しあうということはよくあることです。
中学生のころからこうしたことに慣れておくことで、社会に出た時にもそのスキルが活かされると思います。
西崎中学校の校長先生もこうした社会で仕事をし、自立していく上でどんなことを身につけなければいけないのかを考えていらっしゃる先生で、だから制服選択制も先駆的に始められていますし、こうした講演会にもとても共感くださっています。
とてもやりがいのある講演会でした!
振り返れば、2016年の10月からLGBT性の多様性学校講演会を始めました。ちょうど4年が経ちました。
訪問した学校は209校です。
講演会も継続する中でこうしてスタイルも変わってきました。
私だけでできることではなく、講演を通じて出会った学校の先生方のアイデアがたくさん入っています。
より子どもたちの心に残ったり、大人になったときに活かされる内容になってきていることを感じます。
最初のころにはできなかったことです。
考えてみれば、制服選択制だってそうですね。
当時は女子生徒が学校に申請をすれば個別に許可されるケースはありましたが、今のように申請不要の制服選択制はありませんでした。
女子だけでなく、男子も、性別関係なくズボンスカート選択できる学校も増えています。
講演活動って継続ですね。
継続は力なりといいますが、本当にそうです。
継続してきたから今できていることがたくさんあります。
そしてこれからも継続することで、さらにいいものができるようにと思います。
不思議なことに、講演会を続けていても飽きませんし、どんどんやるべきことは見えてきて、ハードルも高くなったりします。
これからも一つ一つ丁寧に、前進して、続けていけたらと思っています
講演を終え、ビーチで飲む炭酸は格別な味がしました
その授業を受けた子どもたちが今の西崎中学校に通っています。
その影響もあるのでしょうと校長先生がおっしゃっていましたが、他の学年に比べ、1年生では女子生徒でズボンを選んでいる生徒が多いそうです。
小学校のうちからきちんと学んでいると、きっとこうして選択制度があったときにより選びやすくなるのでしょうね。
制度だけでなく、授業もやはり大切なんだと感じました。
また、私も6年生の授業を見学し、給食も一緒に食べたのですが、その時であった生徒も何人もいてうれしい再会でした。
そして今回の西崎中学校さんの講演会はある工夫をした講演会でした。
それは、生徒が自分たちで考え、話し合い、発表する時間をとったことです。
全体で2コマ、50分×2の講演会だったのですが、私は主に前半部分を担当し、LGBT性の多様性のお話をしました。
しかし、私がお話する前にまず、子どもたちに個性とは何か、自分らしさって何かを考えてもらいました。
そして私のお話。私も講演の中で、自分らしさというキーワードについて何度か触れました。
私の講演の後は班にわかれ、認めるってどういうことか、十人十色の学年づくりってどうすることか、を個人で考え、班で話し合い、全体で発表もしてもらいました。
それぞれに考えたことをハートに書き、このように模造紙にはりました。
これから学校内に掲示し、生徒たちにも見てもらいます。
もともとは、石垣市立石垣中学校の生徒会担当の先生、湖城先生が中心となって考えた講演スタイルでした。
石垣中学校で行ったところ、とてもよく、他の学校でもやってみようと、今回西崎中学校さんでさせていただきました、大正解でした。
正解のないことについて考え、話しあい、発表するというこのプロセスがとても大切なものだと感じます。
新しい学習指導要領でも、「アクティブラーニング」といって、子どもたちが主体的に考えたり、話し合ったり、発表しあうことの大切さが指摘されています。
実際大人になっても、仕事をしていく際に、答えのないことについて考え、話しあうということはよくあることです。
中学生のころからこうしたことに慣れておくことで、社会に出た時にもそのスキルが活かされると思います。
西崎中学校の校長先生もこうした社会で仕事をし、自立していく上でどんなことを身につけなければいけないのかを考えていらっしゃる先生で、だから制服選択制も先駆的に始められていますし、こうした講演会にもとても共感くださっています。
とてもやりがいのある講演会でした!
振り返れば、2016年の10月からLGBT性の多様性学校講演会を始めました。ちょうど4年が経ちました。
訪問した学校は209校です。
講演会も継続する中でこうしてスタイルも変わってきました。
私だけでできることではなく、講演を通じて出会った学校の先生方のアイデアがたくさん入っています。
より子どもたちの心に残ったり、大人になったときに活かされる内容になってきていることを感じます。
最初のころにはできなかったことです。
考えてみれば、制服選択制だってそうですね。
当時は女子生徒が学校に申請をすれば個別に許可されるケースはありましたが、今のように申請不要の制服選択制はありませんでした。
女子だけでなく、男子も、性別関係なくズボンスカート選択できる学校も増えています。
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継続は力なりといいますが、本当にそうです。
継続してきたから今できていることがたくさんあります。
そしてこれからも継続することで、さらにいいものができるようにと思います。
不思議なことに、講演会を続けていても飽きませんし、どんどんやるべきことは見えてきて、ハードルも高くなったりします。
これからも一つ一つ丁寧に、前進して、続けていけたらと思っています
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