キヨのクリアリング日記

朝7時半には豊見城市の沖縄県立空手会館に集合し、そこからこちらのバスで移動しました。

会場の平和祈念公園は一般の方は立ち入り禁止で、ご家族等数名の方の参加の他は、スタッフの方や警備の方のみが会場に入れました。
ランナーはバスで走行地点まで送迎され、降りるときにスタッフの方からトーチを渡され、前の走者を待ちます。
待つ時間はほんの数分程度。私はもっと待つのかと思っていたので余裕の表情で自撮りをしていたら、前の方がもうすぐ到着しますと、スタッフの方から言われる始末。汗。


これがその時の写真です。
トーチはピカピカ、本当に素敵な芸術作品でした。

前の走者の方が運んでこられた聖火を見たときは感動しました。
生まれて初めて見た、本物の聖火でした。

走るのは1分程度だったのであっという間でしたがとっても楽しかったです！
手を振りながら走っていただのですが、目の前にカメラがあり、インターネットで中継されていたのですが、スタッフの方に聞くと声も入りますと。

「お父さんお母さん！」
と大声で叫んでしまいました。

そのあともいろんな方のお名前を言おうと思ったのですが、個人名はダメかな？
では誰のことを言おう？なんて思っていると全然思い浮かばす、でした

そして次の方へ引き継ぎ。
実は次のランナーの方は、以前私の講演会を聞いてくださった方のお子さん。
さらに恩師は最近講演会でお世話になった先生ということで、本当に不思議なつながりでした。うれしい偶然ですね。

終了後はまたバスにのり、空手会館まで全員送迎されたのでした。



こちらがランナーに渡されたパス。
これもランナーしか首にかけることができない、貴重なものですね。



着替えた後、バスに行きもう一度お写真


インターネット中継もたくさんの方がご覧くださり、見たよと連絡をいただきました。
SNSに写真を載せたら、講演会を聞いた生徒たちからもメッセージがあり、喜んでくれていました。

今回はLGBT・性の多様性講演会を協賛下さっているJTA日本トランスオーシャン航空様が推薦下さり実現した聖火リレーランナーでした。
本当に貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

なんだかご褒美のような一日で、いつも一緒に活動してくださるNPO法人の方や、応援くださっている皆様への感謝の気持ちがあふれる日になりました。
何より、父と母にはゲイということでいろんな心配もかけたので、両親へのプレゼントにもなっていたらうれしいなと思っています。

実はランナーを務めた後取材があったのですが、その時に記者の方から、走っている時にお父さんお母さんと言っていらっしゃいましたね、どういうお気持ちで？と聞かれ、両親のことを話していたらウルウル来てしまったのでした。
年齢を重ねると涙腺も弱くなりますね



琉球新報さんにはこのようにメッセージ入りで新聞に掲載いただきました。
LGBT・性の多様性と書かれていて、社会のみなさんへの多様性尊重のメッセージになっていたらうれしいなと思います。

また、QAB琉球朝日放送さんもニュースで取り上げてくださいました。
なんと3回も！

①ランナーは全員PCR検査を受けなければならなかったのですが、その時たまたまインタビューを受けたのですが、その様子がこちら。

②当日走っている様子も流れ、それがこちら。

③最後が、インタビューの様子も含まれたもので、こちら。

すべてクリックいただければリンク先で動画を見ることができますので、もしよろしければご覧くださいね

インタビューよかったよ、とわざわざ石垣島の先生からもメッセージを頂き、とてもうれしかったです。



たくさんしゃべって笑っていたからか、
たくさんの方から笑いながら見たよーと連絡もあり、それもうれしかったです。


そして、当日のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
そもそも昨年実施予定だったものが延期になり、そして今回公道走行中止も直前に決まり、PCR検査など、コロナ対策も本当に大変な中準備をしてくださったのだと思います。
バスで送迎下さったスタッフの方たちは、秒刻みでランナーをバスから降ろす地点までは運んでくださり、しかもずっと笑顔で素晴らしい活躍をされていらっしゃいました。

本当にたくさんの方のご協力があってできた聖火リレーランナーだと思います。
関係者の皆様に、本当に心から、感謝いたします。
ありがとうございました！

スタッフの皆さんは全国まだまだ聖火をつなぐお仕事が続くと思います。
毎日移動で、体調管理も大変かと思います。どうぞご自愛ください。


最高の経験をさせていただき、ありがとうございました