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ゲイはなんでマッチョなの???

2015年01月21日

ゲイはなんでマッチョなの???


はい、僕ゲイです。
はい、僕マッチョです。
(あー、自分で言うと変だけど、まあマッチョ。写真参照。笑。)


ゲイの人ってマッチョが多いという話聞いたことありますか?

なぜゲイはマッチョになりたがるのでしょうか?

それについて面白い考察を目にしました。

その話をしていたのは、
Matthew Dempseyさん。

こちらのリンクから見えますが、
ご覧の通り、相当のイケメンです。

でも世の女性人ごめんなさい、
彼はゲイです。

あなたには興味がありません、
(性的に、ということですよ。。。)


いきなり脱線ですが、
アメリカの大衆ドラマを見ているとたまにこんなシーンを見ます。
かわいい女の子で、まあ、男性経験も豊かなんだろうな、という雰囲気の子。
カクテルパーティで出会いを探しています。

男を見つけたら、
「Are you single? 独身?」
と聞いて、相手が、Yes だったら、次に出てくる質問は、

「Are you gay? あなたはゲイ?」

そして、相手がYesだったら次の男に声をかけていく。。。


直球の、笑える質問ですが、
核心を突いていますね。

独身で、イケメンで、タイプでも、
相手がゲイであったら、男性と女性の関係にはなれない、
絶対とは言いませんが、おそらくなれないから。


先日アメリカに住んでいたことのある女性の友人とランチをしましたが、
彼女にこの話をしたら、
「そうなの、かっこいい男はゲイなの!!」
って。


ゲイの人は、ストレートの男性に比べて、
見た目をケアーしている人が多いのは事実です。

髪型、顔、体型、服装、持ち物、と見た目を大切にしている人が多いので、
年齢より若く見られることがあります。

ゲイの友人の間でも、同窓会に行ったら、同級生の男たちがおっさんでびっくりした、
という会話が出るくらいです。


そして、ジムに行ってトレーニングして、マッチョを目指す人も多いのも事実。
(ようやく本題に戻って来ました、笑)
東京ではジムでゲイの人を見かけるというのはそれほど珍しいことではありません。

でもなぜでしょうか。

それについて、先ほど紹介した、イケメンのMatthewさんがわかりやすい説明をしていて、
「not being adequate」という気持ちがあるからだ、
と言っていました。

これは、日本語に直訳すれば、
十分ではない、ということ。

それは、意訳すれば、
「劣等感」と訳せると思います。

他の人と比べて、
自分は~が上手ではない、
ここが劣っている、
そんな意識がnot being adequateです。


ゲイの人は、その多くが、小さい頃に劣等感を感じやすいと彼は言っていました。
他のストレートの男の子との違いからそれが生まれてくると。

例えば、
女の子と遊びたい、
男の子に興味が行く、
かわいいものが好き、
女の子がしゃべるようなしゃべり方をしてみたい、

一般的に(あくまで一般でゲイの人にもいろんな方がいますが)、そんな欲求が強いのがゲイです。

僕も小さい頃から、
女の子とゴムとびをするのが好き、
性的に興奮を覚えるのは男性、
お人形遊びやピアノが好き、
女の子とニックネームで呼び合うのが大好き、
など、他のストレートの男の子が一般的に興味が向かないことに、どんどん興味が向いていて、

そして、それを実際にやると、
周りから「変だ」とか「変わっている」、「気持ちわるい」と言われる。


ゲイの多くの人が、幼少期の純粋な頃にそういった経験を繰り返すことで、だんだん自分の中に劣等感が生まれてきます。
周りと比べて自分はだめなんだ、そんな気持ちが出てきます。


その劣等感があるために、体をよく見せようとして、マッチョになろうとする、
とMatthewさんは説明していました。

その説明を聞いて、
そうかも!
って納得できる気持ちがありました。

そして、自分の繊細な心の部分がちょっとうずく、
ぎゅっと胸が締め付けられるような気持ちもありました。


僕が感じたのは、
確かに劣等感からマッチョになりたいという気持ちがある、
でも認めたくない、なんだか悪いことをしているような気がする、
そんな気持ちが出てきました。

僕の「柔らかい部分」「傷つきやすい部分」を見られたようなそんな気持ち。

不思議です、
自分は劣等感からマッチョになろうとしている?
と思うと、
「罪悪感」
が生まれてくるんですよね。

悪いことをしている、
そういった理由でマッチョになろうとするのはよくない、
それがばれないように隠さないと。。。

そんな気持ち。


振り返ってみれば、
例えばあの男の人がいいなと思って近寄っていった時に、
「君の体はあまりマッチョじゃないから、体系が好みじゃない」
なんて言われると、
もっとマッチョになってやる!

って、そんな気持ちが出てきたものです。

周りにマッチョな人がいると、自分のほうがまだまだだ。。。
なんて、周りと比較していたなあと思います。


劣等感から何かをしようとすると、きりがない、終わりがないという特徴があると思います。
まだまだ足りない、
もっと筋肉を大きくしたい。。。

そうなると、マッチョでいないといてもたってもいられない、落ち着かない、
そんな風になります。


このようにいろいろ自分の行動を振り返ることができたのですが、
ただ、自分で感じるのは、そこに自覚はある、という点はとても大きな進歩のように感じています。

クレアビジョンという瞑想の学校では、ISISというセッションをたくさんします。
自分の心の中にあるブロックの原因を遡り、その力を弱め、本当の自分を生きられるようになっていくためのセッションです。

そのISISで僕はこの「劣等感」についてたくさん向き合ってきたと思うのです。
そして、この「劣等感」が自分の心のブロックの中にあるコアのもの、最も大きな物の一つだと気づきました。

ですから、今では、その劣等感にあまり踊らされないというか、
まず自覚が生まれてきているのと、
そしてそういう劣等感ではない、「本当の自分」を感じる、自分の中心に戻ってくる、
そんな風にずいぶんできるようになりました。

もちろん人間ですから、完璧にこれがいつもできるわけではないんですが、
ですから、これからも僕もISISを続けていく必要もあるわけで。


そして、もう一つ感じるのは、確かに劣等感もあるが、
それ以外の欲求でマッチョになりたいという気持ちもあります。

小学校の頃から競泳パンツをはいているいい体の先生を見て欲情していましたし、
マッチョな白人の人がモデルになっている競泳パンツの写真は大切に大切に、親にばれないように、笑、持っていました。

こうした記憶からすると、特にマッチョになりたいというのは、
本当にマッチョが好きだから、
という理由もあるように感じます。

劣等感と、本当に好きと、その二つが同時に存在するんだと、今の僕は思っています。



さて、みなさんはどうですか?
みなさんにもこうした劣等感から出てくる欲求ってありますか?

例えば、わかりやすい例を言えば、
化粧品をあまりにたくさん買ってしまう人・・・自分の顔や髪の毛に劣等感がある
ダイエット本がたくさんの人・・・自分の体型に劣等感がある
などということがあるかもしれませね?

ゲイがマッチョになりたがるというのは、ゲイの話ですが、
ゲイに限らず、男性でも女性でも、劣等感からあまりにも過剰に気にしすぎるようになることってあるように思います。


まずはそれを自覚することから、がスタートのように思います。
そのメカニズムを知ること。
そうすると、あー、いつものパターンだな、と自分をちょっと第三者的に見えるようになっていきます。

そうなると、完全に劣等感のワナにはまらないわけですね。
気づいている時点で、劣等感とは違うところから自分を見ているわけですから。


また、瞑想やISISもとても有効だと思います。
これらは、「本当の自分」を感じる、そことのつながりを強めていくためのものです。
そういった本当の自分にどんどん気づけるようになると、劣等感のような感情と本当の自分との違いがはっきりわかるようになります。


それにしても、Matthew君、イケメンですね。
目の前にいたら口説いているかもしれません。。。笑

最後に余計な情報でした。
おそまつでした。


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