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5月からのLGBT講演会本格スタートを前に準備期間。

2018年04月18日

5月からのLGBT講演会本格スタートを前に準備期間。


こんにちは!
写真は、僕の出身県岡山県の倉敷市教育委員会が出された、
「人権教育実践資料3 性の多様性を認め合う児童生徒の育成Ⅱ」
市内小中学校の先生自らが性の多様性やLGBTについて授業をされているその実践集です。
僕の知る限り、日本で先生自らが授業をされて実践集にまでまとめられているというのは聞いたことがありません。倉敷市教育委員会は市内小中学校の先生方と連携され、日本でも本当に先進的な取り組みをされていらっしゃいます。

実は、Ⅱとあるとおり、この実践資料にはもう一つ前のものもあり、昨年平成29年3月に出されています。

「人権教育実践資料2 性の多様性を認め合う児童生徒の育成Ⅰ」

ある方がこの実践集をSNSでシェアされていて僕も知ったのですが、読ませていただきながらとても共感するところが多く、勉強になりました。
今回のⅡでもまとめられていましたが、
5月からのLGBT講演会本格スタートを前に準備期間。


このように、性の多様性を教えるに際して、低学年から中学生になるまでどのような学習内容に重きを置くかという分かりやすい表があります。

底辺にあるのは、全ての課題に共通する、「多様性の尊重」。
違いを認め合うこととか、個人の尊厳、つまり一人ひとりが大切な存在であるということがまずベース。

小学校の小さい頃からこの多様性の尊重のベースを作り、
その上に「性の多様性」、そしてさらに学年が上がるにつれて、「性的マイノリティの人権」を教えていくという流れです。

この表が僕としても本当にしっくりくるものがありました。
僕自身、学校講演会ではもちろん子どもたちにLGBT・性の多様性の知識も伝えてはいますが、
それを通じて、一人ひとり違っていても大丈夫で、自分らしさが大切であること、そして自分とは違う自分らしさをもった人を大切にするその心を育てたいと思って講演会をしています。
ですので、タイトルも「周りと違っても大丈夫!」としていて、ここをしっかり伝えています。

LGBT・性の多様性に関する知識をただ伝えればいいというものではなく、その根底に必要なのは、自己肯定感と多様性の尊重の心で、それがなければいくら知識をつけても仕方ないと思っていましたが、
この表を見たときに、似たように考えていらっしゃって勝手にとてもうれしかったのでした。お会いしたこともない、面識もない先生方ではありますが、きっと似た気持ちを持たれて子どもたちに接していらっしゃるのではないかと想像したのでした。

そうした共通点を感じるところも多かったため、
この実践集は沖縄の教職員研修では必ず紹介し、先生たちにお勧めしていました。

県教育委員会の義務教育課という小中学校を管轄する部署の道徳や人権を担当されている先生にお会いした時にこの資料をお見せしたらとても喜んでくださって、こんなに体系的にまとめられているものがあるとは知りませんでいたと驚かれていました。

LGBT当事者を呼ぶ講演会といったスタイルは増えてきましたが、先生自らが一連の流れのある授業を計画し、子どもたちに伝えていくというのはまだまだ稀有だと思います。
これからも沖縄でもいろんな機会にこの資料集をご紹介させていただこうと思っています。
きっと人権や道徳を専門にされている先生の中にはこの資料集を見て、自分も授業を展開できそうとヒントにしてくださる方はいらっしゃると思っています。沖縄にも輪が広がればいいなと思っています!


5月4日に岡山県鏡野町にてLGBT・性の多様性講演会をさせていただくこともあり、突然ながらこちらの倉敷市教育委員会さんにご連絡をさせていただいたところ、ご担当の先生もとても歓迎してくださり、お電話でお話をさせていただきました。
5月4日のイベントはいろいろな学校の先生方に聞いていただきたいと思っているイベントで、厚かましいお願いではありましたが、チラシを口コミいただくようお願いをさせていただいたりしました。

こうして岡山の地元の教育委員会の方ともつながれたというのは不思議なご縁ですし、これから少しずつつながりが深まっていけばと思っています。
やはり自分が生まれた故郷の県ですので、沖縄だけでなく、岡山でも何か子どもたちに貢献できることがあればと願っています。


3月4月は学校講演会はほとんどなく、最近はレインボーハートプロジェクトokinawaの普段できない組織運営や新しいプロジェクトなどの準備も進めています。
また新しいお知らせが近々みなさんにできたらいいなと思っています。

でも、おかげさまで、5月からは講演会の依頼がたくさんあって、今日もある沖縄県内の学校から講演依頼がありました。
以前教育委員会が主催された研修会や、自主開催した講演会などに参加くださっていた先生なのですが、「ぜひうちの学校でも子どもたちに話して欲しい」と熱心なメッセージを下さって本当にうれしかったです。本当に地道な活動ですが、心に響くものがあった方はこうしてアクションを起こして下さいます。

数えると、5月だけで9か所、11回の講演をさせていただく予定です。すべて依頼を下さる方がいるからできる講演会。本当にありがたいことですし、5月からの本格スタートが本当に楽しみです!

先日販売を開始したレインボーハートTシャツとタンクトップも、知り合いの方を中心にたくさん購入下さり、合計14枚も売れました!
5月からのLGBT講演会本格スタートを前に準備期間。


5月からのLGBT講演会本格スタートを前に準備期間。



オンラインショップで購入下さった方もいました。
1万円以上購入で送料無料というサービスをさせていただいていますが、そのお客様も1万円以上購入下さっていました。やはり送料無料はお得感があるんですね!

是非欲しい方、ご注文をお待ちしております。
何度も書いて恐縮ですが、学校講演会の謝金は1回4000円から8000円程度で、私が自営業者としてこの活動を続けていく上で十分ではなく、講演会継続のためには活動資金造成が課題です。
グッズを購入いただけることで、活動資金となります。ぜひ趣旨に賛同くださる方からの、一人でも多くのご協力をお待ちしております晴れ

ご購入はこちらから。

皆さんに支えていただきながら、こうして頑張れることを幸せに思います。
大丈夫という声を待つ子どものために、さあ、今年度もがんばろう!


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Posted by 竹内清文 at 15:28│Comments(0)LGBT自己肯定感
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