2014年08月31日

今日は竹内清文から大切なお知らせがあります。
僕は同性愛者、つまりゲイです。
これまで正式にはオープンにせず、一部の方に限定してオープンにしていました。
その理由は、例えば、家族からの理解が得られないこと、親戚のみなさんの反応が怖かったり、迷惑をかけてしまうのではないかという心配があったからです。
今では日本もずいぶんセクシャルマイノリティ(性的少数者)の認知度も上がっていますが、私の生まれ育った岡山の田舎では全く認知度はありませんでした。
小さい頃から女の子といるほうが落ちついて、楽しく、サッカーやソフトボールをするよりも、女の子とままごとをしたり、ゴム飛びをしたりするのが好きでした。
しかし、それはなかなか受け入れられるものではなく、小さい頃から父親からはソフトボールを習うようにすすめられたり、男の子の同級生からは女の子と仲良くする自分をからかわれたり、受け入れてもらえませんでした。
多くの男の子が「男の子と一緒に遊びたい」と思うのと同様、僕の場合、自然な、純粋な気持ちで、「女の子と一緒に遊びたい」という気持ちだったのだと思うのですが、それが認められないというのは、小さな自分に立ちはだかった、もしかしたら人生で初めての、とても大きな壁でした。
高校の頃に男性同性愛者だと自覚できるようになりましたが、テレビを見ると、「芸能人のだれだれがホモだとか」、そういった「暴露」情報としてゲイが扱われるのを観たり、同級生でも「だれだれはホモっぽい」などと、うわさの対象になっているのを聞くと、自分のセクシャリティをオープンにしようなどと全く思いませんでした。
一生隠し通さなければならないものだ、と当時は思っていました。
自分の大切な一部、セクシャリティの部分で、常に隠れている、常に受け入れられない、そんな時間を小さい頃から生きてきたのです。
大学生で北海道に住むようになり、札幌のゲイのコミュニティにも足を運ぶようになり、ようやく自分のセクシャリティについて受け入れられるように少しずつなってきました。
全く真っ暗だった、望みのなかった状況に、少しずつ光がさしてくるような、そんな経験でした。
20代のころから少しずつカミングアウトをするようになり、30代になりガラクタ整理として個人で活動してくる中で、自分のセクシャリティについてもいつか世の中に正式にオープンにしたいと思うようになりました。
今、37歳になり、ようやく正式にみなさんにシェアできるようになりました。
セクシャリティはとてもプライベートなことでもあり、また小さい頃から傷ついたり、家族や親戚の目を気にしたりなど、今でも完全にすべてうまくいっている!というわけでもないところもあります。
日本の状況も以前に比べればずいぶん良くなってはいますが、やはり差別の対象になったり、当事者が自分をそのまま受け入れることができなかったり、本当に望む生き方ができなかったり等、まだ難しい面もいろいろあります。
でも、外の環境がどうであれ、
僕の大切な一部として、
僕は同性愛者、ゲイなのです。
なかなかセクシャリティのことは日本では正式にオープンにしないとは思うのですが、僕の体験をシェアしたり、このブログで伝えたりすることで、一人でも多くの方の心に何かが伝わればいいなと願っています。
そして、今僕は、「Be Yourself!本当の自分を生きよう!」という活動をはじめています。
ゲイとしてのこれまでの経験をみなさんに正直に、オープンにシェアすること、僕が学んだことをみなさんにもお伝えすることが、日本のみなさんのBe Yourself、本当の自分を生きることへのきっかけにもなればと思っています。
今日は、Be Myselfの姿を皆さんとシェアしたい、そんな気持ちでオープンにすることを決断しました。
幼い頃と比べれば、今ではずいぶん自分を受け入れられるようになり、こうしてみなさんにお知らせができることはとてもうれしいことでもあります!
そして、ちょっぴり緊張することでもあります。
これからも、竹内清文は「Be Yourself!本当の自分を生きよう!」を自分自身も精進していきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Be Youserlf!
本当の自分を生きよう!
2014年8月31日
竹内清文
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公の場で自分の大事な部分をお話しするのは決して簡単なことではないし、とても勇気がいることだったと思います。
純粋で真っ直ぐ、生き方そのものがお仕事になっていらっしゃる方だな~と、相変わらず竹内さんらしいなと思いましたo(*⌒―⌒*)o
「人のなかで生きるのではなく、自分を生きる」
人が本当に欲しいものなのでしょうね。
これからも良いお仕事が出来ますように☆
応援しています♪
思いもよらぬ話だったから、びっくりはしたけど、私にカミングアウトしてくれて嬉しかったし、清ちゃんは清ちゃんのままで今も昔も変わりないよ!
今回の記事を読んで、今、一人の子供の母親なんだけど、もし自分の子供がセクシャルマイノリティだったとしても、応援していこうって気持ちになれた。清ちゃんの勇気、ありがとう!この記事見て、救われてる人もたくさんいるはず!
ひさしぶりですねー。懐かしいね。
そんな風にこの記事を受け取ってもらえてうれしいです。
ありがとうねー。